2018年08月03日

モルモット診療のお話

こんにちはーわーい(嬉しい顔)
夕べの暑さ、尋常じゃなかったですねふらふら
全然体温下がらないのが自分でも分かるぐらい。これほんと、命に関わりますがく〜(落胆した顔)
皆さんも無理せず、休みやすみ手(パー)


さてさて。
今日は久しぶりに獣医らしいお話を。

先月のはじめ、モルモットちゃんが初診に来られました。
まだ一歳ちょっとの。
3か月前ぐらいから背中〜腰にかけて、激しい痒みを伴う皮膚炎です。

2018.7.6.jpg

他院さんで治療を受けていました。
それはそれは激しい痒みで、あまりの痒さにけいれんを起こしてしまうほど。
実際、初診でご来院の時も診察中にけいれんを起こしました。


所見からほぼ
「疥癬症」
という、ダニの感染によるものを疑いました。
当然、既にその治療は受けられていましたし、
検査も何度か受けられていました。
この検査、
ダニが見つかれば ‘クロ’。
しかし、見つからないと言っても、たまたまだったか、あるいは奥深く潜んでいたり、
‘シロ’ ではありません。
他院さんでも根気よく探ってもらっていたようです。
わざわざ足を運んでもらって何も変わらないってのは、なんかこう悔しいって いうか…。

( ここはなんとしても見つけたい! )

で、ダニ、執念で見つけました手(チョキ)

原因は分かった!!
そしたらあとは、一刻も早く、このひどい痒みから解放したいパンチ

疥癬症は、単なる感染だけでなく、自分の体を守る免疫機能が関係していることも。
かゆみ止めとしての第一党は
「ステロイド」
ですが、
抵抗力を下げたり、かえって症状を悪化させてしまう可能性もあります。

う〜ん…


悩んだ末、

飼い主さんのご了解をいただき、モルモットさんには適応外の薬を使いました。


― 2週間後 ―

僕「いかがですか?」
飼い主さん「先生、見て下さい…」
僕「!?」


2018.7.18.jpg

自分でも想像してなかったぐらい綺麗になってる!ぴかぴか(新しい)

「痒みやけいれんはいかがですか?」
「あれ以降みるみる痒みが収まって、ぐっすり眠るようになったんでするんるん
 けいれんももちろんありません。」

( よっしゃ! )
心の中で小さくガッツです手(グー)

「ダニの治療は引き続きしていきましょう。また2週間後に診せて下さい。」


― 2週間後 ―

僕「どうですか?」
飼い主さん「先生、見て下さい…」
僕「!?!?」

2018.7.31.jpg

「毛が生えてきたんですよるんるん。今では横になって眠るぐらいリラックスしてわーい(嬉しい顔)

( うわーーー!!ものすごく嬉しい!!!ぴかぴか(新しい) )


まだまだよくなる予感、いい意味で先が見えないでするんるん

これだからやっぱり小動物臨床はやめらんないなーわーい(嬉しい顔)




posted by くさかり at 11:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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